三回目は半田付け

 前回の続き、ルーターでガラスを削り、下書きどおりの大きさにします。次は、一度、全部洗って、銅製のコパーテープをまきます。銅だと、半田が着き易いんだって。ガラスがテープの幅の真ん中になるように、均等に、慎重に張りますよ。割り箸でテープの皺をのばして、次は半田!
 新しいコテは、最初熱すると臭かった。木の枠の型にガラスを並べて、三箇所ちょんちょんと仮止め。先生に「上手じゃない」と褒められる。嬉しいね。まぁ、仕事にしてた時があるから、半田は慣れてるよ。言ってないけど。次にしっかりと半田を流し込んでガラスをぴったりとくっつける。
六枚の内の一組だけ完成。あとは、持って帰って家での宿題。

 他の生徒さんは、「常滑に住みたい、陶芸やりたい、金属加工も自分でやりたい」と先生と語っていた。四十代の間にやりたいことなんだって。すごいバイタリティ。羨ましい。見習いたいな。
先生は、チェコに旅行に行くんだって。教室の日にちを変えてねって頼まれた。
みんな、人生を謳歌してますなぁ。