発掘現場

 母に誘われて歴史講座に参加しました。集合場所は小牧山山頂。説明を聞きながらだと面白いですね。二段構造の石垣を発掘しているのです。

 説明してくれる人のすぐ足元の、壁に見える石垣はつい数日前に掘り出した場所だそう。よいタイミングで見学できました。発掘の作業(掘り出した石を丁寧にハケで砂を払っています)を実際にしている方のお話も聴けました。まるで化石とか探しているようだなと思っていたら、「以前の調査で石に墨で書かれた字が発見されたので、字を探している」との事でした。石垣に文字を書いたりしていたんですね。見つけた人はスゴク嬉しかったでしょうね。「また見つかるといいですね」と言ったら、「二匹目のドジョウを捕まえるんだ」と笑っていました。いろいろなお仕事があるんだなぁ。
 見つかった文字というのは、『佐久間』(ま、は略字になっていた)そうです。母と「さくまって地名かな? 人名かな?」と話していたら、講座の参加者の人に「信長の家来の名前だよ」と教えて貰いました。やっぱり歴史通の方が多いのかも。
 山登りだったり寒かったりでしたが、楽しかったしお勉強になりました。