お灸最強説

 妊娠、出産でお灸には大変お世話になりました。母が針灸の学校に通っていて、自宅でお灸をやってもらえます。それで妊娠中は逆子をなおしました。安産灸を毎日やってもらって、分娩の所要時間は6時間57分。これは、助産婦さんに「経産婦さんだと思った」と言われるほどの安産みたいです。
 出産で全身の筋肉を使って力んだ私の体は、ガッタガタになりました。腕も、足も眠ろうとすると勝手にビクンビクンと痙攣するほどの筋肉痛。おかげで入院中はほとんど眠れませんでした。自宅に帰って、母に2時間もお灸をやってもらって、なんとか体が軽くなりました。同じ箇所に何度もお灸をしてもらいます。熱くなったら治ってきた印なのですが、今回は全然熱くなくて平気でした。普段は、一回のお灸で熱くて場所をずらしてもらうんですが。
 しかし、そうやって何度も同じところにお灸をしたので、筋肉はほぐれたものの皮膚に黒い点が幾つも残ってしまいました。背中は水玉ですよ。けれど、これも母親の勲章!? そのうちに消えると思うので、あんまり気にしていません。背中は自分では見えないし。
 そして、育児中の今はお灸でリラックスタイムで気分転換させてもらっています。母よ、ありがとう。そして、お灸は最強!